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ひとしずく

シンプルな暮らし 日々の小さな「ひとしずく」をつづります。

寄物陳思(きぶつちんし)

 

松山市はその昔、殿様が俳句を奨励したことから、俳句文化があります。

 

街中には「俳句ポスト」(一句ひねって投函する)があり、夏には「俳句甲子園」なるイベントが開催され、全国の高校生が歌詠みや論評の技術を競います。

 

五・七・五はある意味、心の中にある場景(心象)を表現する文字数としては、最小限(ミニマム)かもしれませんね。

これ以上短くなると、ちょっと伝えるのが難しくなりそうです。

 

・・と、ここまで俳句について書いておきながら、実は私は「和歌派」!!

昔から万葉集や、古今和歌集を読んでいた影響もあるかもしれませんが、五・七・五・七・七の韻律(リズム)が、とても気持ちいいのです✴

 

韻律の感じ方は、人それぞれでしょうが、私にとって俳句は、短すぎる。

17文字と、31文字。

その差、14文字。

たった14文字ですが、そこに詠んだ人の「心の余韻」みたいなものを感じるんです。

 

和歌も俳句も、元をたどれば日本の詩歌(しいか)の伝統を引き継ぎ成立したものです。

 

万葉集は「寄物陳思」の詩、と書いてあります。

「物に寄せて思いを陳(の)べる」 という意味です。

 

そうしてみると、現代のブログやツイッターなども、「寄物陳思」。詩歌の系統(⁉)になるんですかね・・(笑)

 

人は思いを伝えたい生き物。

伝えなければ、生きてはいけない生き物・・なのかもしれませんね。

 

では最後に一句(笑)

 

うつろえど    人の心は    うつろわず

千年むかしも     現代(いま)とおなじ

 

ひとしずく」でした~(笑)