ひとしずく

シンプルな暮らし 日々の小さな「ひとしずく」をつづります。

集団という苦悩

 

日本は島国で、農耕民族だった名残から、集団意識が強いと言われます。

 

かたや西洋は、国と国とが隣接し、たくさんの民族の往き来が頻繁だったことから、多様性のある個人主義と言われます。

 

日本の場合、集団の中で上手く立ち回れないと、「変わり者」「空気が読めない」など、軽い不適合者扱いをされます。

みんなと同じ感覚で物事を見たり、行動したり・・

不特定多数の一部に納まることが、安心感に繋がる人もいるように感じます。

 

 

ハンデのない下の子は、周りを見る力が強いです。

「みんなが持ってきてるから、持っていく!」

「みんなが着てないから、着ない!」

 

・・幼稚園のみんなを見て、自分もそれを真似ようとします。

私は何も教えていないのに、集団意識を勝手に獲得していく。

すごいなぁ~と、思います。

 

かたやハンデのある上の子は、集団大キライ。

コミュニケーションに難があるので、完全に個人主義です。

運動会も音楽会も・・とにかく集団でやることにNOを突きつけます。

昔なら無理やり参加させられていたでしょうが、今は「合理的配慮」の時代。

その子のやれる範囲での参加で、許されます。無理はさせません。

 

 

でもハンデのない子は、「みんな一緒」を求められる。

それに苦しんでいる子、いると思うんですよね・・。

 

上の子は極端な例ですが、それでも、素敵だなぁ~と思う瞬間もあります。

周りに流されない「自分」を持っている。

この国では、生き辛さを感じるでしょうが、「あなたは、あなた」という感性を忘れず、母として見守ってあげたいと、思っています。

 

住む国が違えば、「個性」として受け入れられることでも、この国ではそうもいかない・・。

子育てしていると、「YES」も「NO」も、気負わず言える・・そんな「多様性のある集団」が、もっと増えたらいいなぁ・・と、思うことがあります。

 

 

ひとしずく」より